ブログのサンプル

 

たまに「ウチの息子に嫁さんを・・」と
親が連絡してくることがある。
「本人が連絡してこない限り無駄な苦労」というような
内容を伝えると、「本人も結婚したがっている」という。
「それなら尚のこと、本人に連絡してくるよう伝えてください」・・
そんなやりとりの末、親からも電話が掛かってこなくなった。
私自身、30代の頃、母親が一生懸命になり
会う人会う人に「誰かいないもんかねえ」と口にして、
知人の知人から「話(縁談)」が沸いてきた時、
「余計なお世話だよ、その気はないよ」と
突っぱねてきた経緯がある。
実はカノジョが欲しくて仕方なかったが、
欲しいのはカノジョであって嫁さんではなかった。
カノジョとは、華やかなイメージでよく笑う、それでいて
ちょっとおっちょこちょいな人。
「話」の女性の写真は、見るからに地味で、
しゃれた会話もできなさそうな、暗いイメージだった。
もしかしたら30代で、地味な人とでも縁があったら、
本当の意味で人並みな人生だったかも知れない。
40歳で小学一年生の子のパパになっていた・・かも。
「ウチの息子に嫁さんを・・」と電話してくれた親御さん、
息子さんが欲しいのは「嫁さん」じゃなく
「彼女」だったんじゃないかと思うので、
「ぜひ、ご本人さんから連絡を」と告げたわけだ。
仮に「カノジョ」でも、結婚のきっかけには違いないし。
とにかく本人の気持ちを聞いてみないと、と思った。